茶事とは少人数のあらかじめ招待された客を対象にして亭主が行う密接な茶会で、ひとつ椀で同じ濃茶を回して飲んでゆきます。
昼食として懐石を供してから茶をふるまう正午の茶事が最も基本的な形とされますが、趣向によって夏場の涼しい時間に行う「朝の茶事」もあります。また秋冬の長い夜をゆっくりと過ごす「夜咄し」などの茶事も行われることもあります。
趣向によって、屋外を茶室に見立てる野点(のだて)や、テーブル・椅子を用いる立礼(りゅうれい)の茶事も行われる。
大寄せの茶会とは、多数の客を対象にして行う茶会です。炭手前・懐石は省略されることもあり、道具の拝見を省略することも多いです。
催事の添え釜として行われることもあり、複数の茶席を設けて並行してもてなすこともあります。客としてはもっとも気軽な催しの一つだが、亭主としては晴れがましい披露の場でもあります。
献上茶事は、献茶とも呼びます。神社仏閣寺院の御前で行う茶事です。貴人茶碗で神仏へ茶を奉じます。参加は一般も含む場合がほとんどだが、茶席は別に用意されており、お守りやお札を渡す場合もあります。
口切り茶事は、10月末から11月初旬に家元で行う年初めの茶事で、5月に摘んだ茶葉を茶壺にいれ、保管した壷の封を切り臼を廻して抹茶にします。篩にかけ濃茶薄茶の味をみる茶事で、流派の1年を占う重要な茶事ということになります。
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